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インプラント

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題「インプラント治療費にあなたは満足、不満足」

*高すぎないかインプラント治療

第6章当院でのインプラント症例

このインプラント症例報告は当初、数多く用意していたのですが個人情報保護法の関係と、一般読者にとってあまり見たくない症例写真は、控えてほしいという出版社の意向で、ごく一般的な症例に絞って報告させていただきます。また、通常このような症例写真は術前、術後を載せるのですが、あまり審美的ではない術前の写真は同様の理由で掲載していません。

(症例1)Y.Uさん58才女性

この患者さんは、それまで我慢しながら入れ歯を使用されていたのですが、違和感が激しいのと、取り外すのが不便ということでインプラントを希望されました。

最初は、5本が欠損した前歯の部分だけでも何とかしてほしいということでしたので、レントゲンに示すように4本のインプラントを入れました。骨と結合するまでの約3ヶ月間は、今までの入れ歯を使用してもらい審美的に問題の無いようにしながら、その後、写真のようなアバットメントという支台構造物をいれて型を取り、セラミックで上部構造を装着しました。

患者さんもとても満足され、今度は右上の臼歯と左下の臼歯の欠損部にもインプラント治療することになりました。

(症例2S・Oさん50歳)

この患者さんの主訴は、まだ若いのに上の入れ歯をいれていて、なんとかインプラントで取り外ししなくていいようにしてほしいという切実な希望でした。

診断すると、上顎には2本の奥歯があるだけで、あとは義歯だけが入っている状態でしたが違和感が強くまた落ちてきやすくよく咬めないということでした。患者さんには、かかる費用の関係もあり義歯を固定させるバータイプのインプラントも説明しましたが、取り外しはどうしてもいやということで、最終的に6本のインプラントを埋入して審美的かつ機能的に良好な人工歯列を設計し装着しました。

当初は上顎だけの予定で下顎は義歯でもいいということでしたが、料金が予想されていた金額よりかなり低かったため、下顎にもインプラントをしてほしいということで左右の臼歯部に合計3本入れて、義歯を無くすことに成功しました。

(症例3K.M氏43歳)

左上の前歯が1本欠損している患者さんですが、このようなケースでは、従来なら両側の天然歯を削ってつなぐブリッジにしていました。しかしながら、それでは、いい歯を傷つけ又負荷をかけて天然歯の寿命を縮めてしまうことになるということを、患者さん自ら主張されインプラントにした症例です。

(症例4、T.I氏56歳)

インプラント治療において最も多いケースですが、インプラント植立に関しては最も簡単な症例です。ただし、この患者さんでは左右同時に6本のインプラントを入れました。

普通は片方ずつしますが、このように左右の奥歯が両方欠損している場合は、顎の位置が奥にずれたり、噛み合わせの高さが低くなりすぎ、顎関節症になる場合があるのです。

他院でインプラントの上部構造を被せてもらったあと、顎が痛い、のどが詰まった感じがするなどの不快感を訴えてこられる患者さんが時々いますが、まさに噛み合わせが低くなり顎が後退した症例といえます。

ですから、左右同時に上部構造の仮歯をつけて噛み合わせの調整をしていく必要がありました。この患者さんの場合、インプラントを入れてから2ヶ月後に仮歯をいれて高さを調節し、3ヵ月後には写真のようにセラミックで完成させています。

(症例5)N・Oさん84歳女性

この患者さんは、84歳というご高齢ですが、下顎の総義歯が安定せず、痛く噛みにくいという主訴で来院されました。当初、インプラント治療は顎骨の吸収も進行しており想定外だったのですが、患者さんのほうから友人に聞いたということでインプラント治療を希望され、全身的疾患や体調面の管理、骨の状態を精査した後、これなら可能ということで、変則的ですが骨量のある位置に3本のインプラント植立し、バーアッタチメントで総義歯を固定することにしました。

術後も腫れや痛みもほとんどなく順調に経過し、3ヵ月後には、写真のように、しっかり固定された鉄棒のようなバーに、義歯がしっかりはまり、まったくぐらつかないコンパクトな入れ歯で、よく咬めるようになったと喜ばれています。